社中レポート
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冬の雪と苔
投稿日:2018年02月06日
さっむ~~い中でのコケ探し。探して種に?
全国各地で記録的な寒さにみまわれていますね。
私たちの活動する大阪でも今年はチラチラと雪がまいました。
冬の農業、過酷です。
夏ももちろん過酷です。
冬の過酷さが一番顕著にでるのは「苔の種」の確保です。
正確にいうと苔には種はありませんが、私たちはそう呼んでいます。
種がない。では、苔は何で増えるのか?
正解は、「胞子」です。
しかし、人間の手によって胞子からの栽培を行う技術は解明されていません。
発芽まではできるそうなんですが、そこから「栽培=群落(コロニー)を形成させる」事ができないそうです。
では、私たちの言う種とは?
それは苔を裁断したものをいいます。
苔が1株づつどこからでも成長をする特性を利用し、栽培を行っています。
この種の元になるものは現状、自然の山の中から少しづつとっています。
これの採取が、冬場は過酷です。
雪道ももちろんですが、写真の様に苔が凍り付いています。
その事により、採取が難しく苦労しております…
後の写真は、寒さで滝が凍っていましたのでパシャリ。つららをポキリ。
剣の様だと一人はしゃいでいましたとさ。