社中レポート

社中レポート

社中レポート

社中レポート

お返事頂きました。3

投稿日:2014年09月16日

3回読み返さないとわかんない

どうやら苔の事業に対してお答えいただいたけど、コケがわかんないから…

3回読み返してようやく何となく理解。


白石 達也 様

苔の事業というのは、苔の産業の一端を意味します。
苔玉作りは一つの事業ですが、それに使用する苔の苗を提供することも一つの事業です。
苔の苗を提供するには、苔の苗を栽培しなければなりませんが、苔の苗の栽培は一つの事業です。
苔の苗を栽培する時、栽培する種が必要ですが、栽培する種を生産することは一つの事業です。

苔の種を生産する、苔の苗を栽培する、苔玉、苔の製品を生産する、それらを流通する、販売する、こうした無数の事業が関連して苔の産業を形成します。
でも、苔の産業はまだ形を成していません。
苔玉を作るための苗を安定的に生産し、供給できる人はまだいません。
苔の種を安定的に生産し、供給できる人はまだいません。

日本苔技術協会の会員には、苔の種の作り方を教えています。
その苔の種を使って苔の苗を栽培する方法を教えています。
栽培した苔の苗を利用した、苔玉や苔の製品の作り方を教えています。
でも、これら全てを事業とするとなると、莫大な資金と人材が必要です。
ですから、誰かが苔の種を生産し、誰かが苔の苗を栽培し、誰かが苔玉や苔の製品を生産するという分業化が必要になります。
誰がどの事業を選択するかは、それぞれだと考えますが、最初から、苔玉や苔の製品作りのみを事業とする考えでは、苔を扱う上でトラブルを抱えること必定です。
ですから、苔を事業としたいなら、これらの全てをマスターしなければなりません。
マスターした上で、事業を選択することがベターだと、私は考えています。
これらのことを理解して頂いて、白石さんに苔の勉強を志して頂きたいと思います。

日本苔技術協会の入会案内を添付します。
また、苔技術通信の最新号、№27を添付します。
入会されましたら、新潟へお越し下さい。
苔に関する基礎講座を受けることができます。
苔の観察フィールドワーク、苔の種製作実習、苔の栽培実習と圃場の見学、苔玉作り実習、苔の製品作り実習など、3日間の行程で、全てを受講できます。
講座は無料ですが、材料費が5,000円必要です。
新潟では、よろしければ、私の家にお泊り下さい。遠慮は無用です。
3日間が無理なら、2日でも構いませんが、全てのカリキュラムの受講は無理です。
何度受講しても講座は無料ですから、再度の受講をお考え下さい。

お決めになりましたら、ご連絡下さい。
お待ちしております。

日本苔技術協会 苔神工房 北川義一

前へ 記事一覧へ 次へ

社中レポート

カレンダー

2024年12月

1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031

←前月次月→

オンライン
shop