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ホソバオキナゴケの特性

投稿日:2015年05月14日

コケの特性の証明

フィールドワークで実感したものを記載します。

苔の基本特性3に以前記載した根・葉・茎の概念が無いというものを証明できるものを見つけました。

簡単におさらいすると苔にはこの3つの機能はあるもののどこがどの部分という概念がありません。


私たちの学んでいるホソバオキナゴケは縦に伸びる種類です。

ハイゴケやシノブゴケの様に横に伸びる種類ではありません。

また、杉の木のたもと、杉の樹皮にコロニーを形成します。

地面にもできる事もありますが、平面でないところにできる事もあります。


縦に伸びる事で、自らのコロニーの自重にコロニーごと剥がれ落ちる現象があります。

このコロニーが木のたもとで再度成長することもあります。

今日はフィールドワークでこの状態のものを写真に撮りました。


剥がれ落ちた時に、本来上に育っていた方が地面につくことがあります。

逆さまに着地した状態ですね。

仮根だったところから新しい芽がでているのがわかります。

この成長の為には光合成を仮根がしていることがわかります。

日の当たる方向に成長を転換しています。


こけはこの様にどの部分でもどの機能も果たす照明になるかと思います。

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