社中レポート

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屋上圃場始動

投稿日:2015年12月11日

苔栽培の種まきスタート!

夏に計画していたものが須川圃場のなんやかんやでずれ込みようやくスタート!

屋上といえど、基本は同じです。

箱の中に苔の育つ環境を作ってあげる。苔が育つ環境がわからないと栽培は簡単ではない。


まずは、育苗箱の中に土をいれていきます。この時に底面に穴があるのでそこから土が流れ出ない様にします。

ホソバオキナゴケの場合は土の上で不織布を使います。

コロニーがばらけやすい種類の為に、収穫の際に不織布ごと収穫するためです。

写真では、不織布の代わりに防草シートを使用しています。


次に苔の種をまき、水をたっぷりあげ、コテでしっかりとおさえます。

この工程が非常に重要です。

苔は根をはらない(仮根がしっかりとした種類もあります)ので土に押し付けて動かない様にしてあげます。

種が動いてしまうと成長しません。種類や状況によっては目土というもので種を抑えるそうです。

日本苔技術協会のHPにも詳しく書いてあるのでぜひ。

http://www.kokesin.com/plant/


簡単な作業なのですが、少しでも違う事をすれば育ちません。

栽培の経過を観察し、苔の為に状況を変化させたりします。


最初の播種作業がすんでしまうと基本的には放置です。

潅水も自然雨水のみで育てます。時よりケース内の雑草の除去が必要です。

今回は屋上なので、雑草の心配はほぼありません。基本まったくの放置で育てます。

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