社中レポート
社中レポート
新年の記事にひきつづき
投稿日:2018年01月10日
苔と乾燥について2
お待たせしました!
前回の記事の続編でございます。
乾燥に強いはずのホソバオキナゴケが乾燥するとどうなるのか!
1つは「縮む」という事でした。
水をあげれば元通りと書きました。
しかーし!
この水に対して意外な反応があります。
なんと、水をはじきます!!
ご覧になられた事がある方は少ないかと思います。
乾燥しきったホソバオキナゴケは、水を必要としているだろうにも関わらず、水をはじきます。
生体的にはどういう意図があるんでしょう…?
なので、乾燥した状態で水を与える際は、霧吹きを使用する。
もしくは、写真の様にはじいた状態で水を抑え込んであげる事が必要です。
このまま手でぐっと押し込みました。
あ。
苔を抑えちゃダメ、踏んじゃダメという情報も嘘ですよ~
苔を育てるためにはものに抑え込んであげる必要があります。
巻きゴケ方での栽培では、根がないために苔を土に押さえつけます。
めり込んだ状態で動かなくしてあげる必要があります。
この様な試作品を作る際も指で指圧の様にガンガン抑え込みます。
ポンとのせるだけでは絶対に育ちません。
一時的にへっこんで形が崩れているのでダメなように思いますが、気になさらず!