社中レポート
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諦めない。逃げちゃダメ。
投稿日:2014年09月12日
思いもちゃんと伝えてみようか。
ちょっと怖かったメールの返信を頂きました。
でも、諦めない。逃げないぞ!もっとぶつけてみよう!!
日本苔技術協会 苔神工房 北川儀一 様
おはようございます。
さっそくご返信頂きありがとうございます。
ご意見、ご指摘頂けた事に感謝いたします。
どこからどう説明をしていいかわからないのですが、まず我々の考えをお話させて頂ければと思います。
我々が普段障害者支援をしている中でどうしても払拭できていない物があります。
それは障害者に対しての健常者の目です。
可哀そうだったり、困った人達というものです。
確かに健常者に比べ、生産性は低く能力的にも低い方がたくさんいます。
彼らが何かを作成すると、大した物でなくても良く頑張った。
障害者が作ったなら買ってあげないと。等、情けをかけられる事が日常です。
これらを払しょくし、本当の意味で活躍し、必要とされる場面を作れないかと日々考えています。
障害者の中には、能力を思う存分に発揮し、世間に認められている方も中にはもちろんいます。
ただし、一握りです。大半の人はそうではありません。
私はこの苔玉を通して何か活躍できる舞台を作れないかと思っています。
その理由は北川様のおっしゃる通り障害者でも飼育、製作ができるのではないかという事。
もう一つに海外に販売するという事。
この海外に対して販売という事が我々としては重要です。
日本国内で販売してしまうと先ほどの話の様に情けで苔玉を買って頂ける人達はいると思います。
我々がしたい事は苔玉をたくさん売りたい事ではありません。
日本の文化である苔玉の一部を支えているのは障害者だという文化を作りたいのです。
日本の文化を支えているのは障害者という文化ができ、海外から評価(購入される)と国内での障害者の見る目が少しでも変わるではないか。
と、願っています。
これほど難しい事が我々に可能かというとわかりません。
可能性があるのであればチャレンジしたいという思いだけです。
浅はかな思い、考えかもしれませんが、やるからにはきちんと行いたいと思います。
2,3ヵ月で消耗するような状態での販売はしたくありません。
そんな事が普通になると次は障害者が作ったからと言われるからです。
なので、私たちはきちんと学びたいと思っています。
実際に販売する事になるまで5,6年かけてできればいいなと思っています。
ただ、そもそも販売してはいけない物であるならば実現できないなという思いから先日の様な質問になった事をお許しください。
ご質問頂いた様に、私は苔の事をわかっていません。
また、植物に関しても分かっていません。
全くのこれからです。
自分達で製作はもちろんしてみました。
まだ1ヶ月もたっていませんので何もわかっていません。
HP、今回のメールのお返事を頂いて思った事は本当に苔の事を愛してらっしゃる方だと感じています。
他の販売店には頼めないものをお持ちだと感じております。
もしよろしければ、私たちに苔、苔玉の事を教えて頂けませんでしょうか?
お伺いさせて頂き勉強もしたいです。
日本苔技術協会の会員にして頂けるのであればして頂きたいです。
売り方は、障害者でも苔、苔玉が作れるとわかってからだと考えています。
私たちの夢は実現できるかわかりません。
ましてや無知の状態で実現は絶対にできません。
ご協力頂けないでしょうか。
ご意見聞かせてください。
宜しくお願い致します。